やりたいことがやりやすい環境で、様々なスキルを伸ばせる会社だからこそ急成長してきた!
株式会社オロの社員さんにインタビュー!

今回は過去に学生団体ENTERのエンジニア長期インターン説明座談会や、新卒向けのイベントにご参加いただいた、株式会社オロのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)事業部グループ長の黒河俊樹さんにお話を聞いてきました!

大島
まず簡単に自己紹介をお願いします!
黒河さん
黒河俊樹といいます。前職ではコードを書けはしたんですが、エンジニアではなくwebサービスのディレクターをやっていまして、オロが設立して12,13年目ぐらいの頃に転職してきました。エンジニアをやってみようかなと思って。現在、オロに2つある事業部のうちの一つ、DX事業部でグループ長という立場で仕事をしています。(DX事業部には3つのグループがあります。)
大島
ありがとうございます!転職による入社の決め手は何だったのですか?
黒河さん
前の会社を辞めて、1,2週間ニートして、働こうかなと思った時に一番早く決まったからですね~。応募してから2,3日で面接して、1週間で採用になったんですよ。早いでしょ。
ぼく、形式ばった企業が苦手でして、意思決定が早い、柔軟な対応がとれるかどうかが一つの決め手だったので、オロに就職することにしました。
あとは前職においては儲かるからって思って就職して仕事してたんですけど、働いてしばらく経ってから、もっと自分がやりたいと思うことをやろうと思うようになりました。オロはそれが実現できる、そんな雰囲気がしたというのも決め手ですね。
大島
そうなのですね。儲かるってすごく学生の立場から見れば、仕事する上で魅力的なファクターだと思うのですが。
黒河さん
確かに、前職の会社は当時すごく儲かるビジネスドメインでして、実際すごく儲かってたし、やりがいはありました。でも事業会社だと1つのサービスに打ち込む形になってしまい、更に僕は同じような業務を繰り返していたので、三年間続けていたら飽きてしまったんですね。
その点、今の会社は飽きがなく働けています。
オロはデジタルマーケティングと、基幹業務システムの二つ事業をメインにしているんですが、ぼくは転職して間もない頃は基幹業務システムのパッケージのエンジニアとして、パフォーマンスチューニングや、新機能の開発を1,2年ぐらい担当していました。その後、DX事業部に異動したんですけど、DX事業部はクライアントワークである、マーケティング、ブランディング、クリエイティブ等、毎回扱う分野が変わるし、扱うテーマもクライアントのその時の需要によって変わっていくから面白いなと思って。そこで開発や上流を担当するSEのような職種を二年ぐらい経験しました。その後マネジメントの仕事を3,4年担当しています。日産さんとイベントブースで使う展示物の制作をしていたこともありました。
大島
それは他の社員の方においても、黒河さん同様、やりたいことがやりやすい環境があるというなんですか?
黒河さん
そうですね。単純にうちの会社はやりたくて出来る人がその仕事をやるというケースが割合として多いです。さすがにコード書いたことない人がエンジニアやりたいって言ってもそれは無理ですが(笑)、かなり融通は利く環境になっていると思います。
大島
それに関して、若い社員の方とか、具体例があれば教えてください!
黒河さん
ありますよ~。最初はエンジニアの中でも開発をしていたけども、ビジネスサイドの仕事がしたいので、いわゆるSEの仕事に移る方とか、エンジニアとして入ったけど、デザインが好きでデザイン中心の業務になった人とか。特に後者は例えばwebサイトを作るというよりはアニメーションデザインを作りたい、目に見える部分を作りたいという思いがその社員に芽生えたって流れですね。モーショングラフィックスとか。動きがあるものを作る仕事です。もちろん、仕事を変えずにエンジニアとして長く働いている人もいますね。
大島
なるほど!仕事を変えるというのはエネルギーが要る事だと思うのですが、その際に周りのフォローがあったりするのですか?
黒河さん
やりたいと言ったら周りは支援しますよ!
逆に、オロは受け身だときついかと。やりたいって言わないと何も起こらない会社でもあるので!人からやれと言われたことと、自分がやりたいと言ったこととでは熱量が違うし、だからこそ自ずと成果も変わってくる。
さらに、単純にスキルさえ伸ばしてもらえれば、なんらかの貢献の方法はある会社ですね。
うちはクライアントビジネスなので、一定のスキルレベルを超えないとクライアントには関われないけど、逆にその後クオリティが上がっていけばどんどん評価される。そうやって好きな仕事分野を選び、スキルを磨き、現場で鍛えられていく内に1人1人のスキルがとがっていき、会社の力になる。
大島
クライアントから仕事を受注した後の社内での流れは具体的にどのようになるのでしょうか?
黒河さん
この人これが得意でこれが好きっていうのをお互いに把握し合ってるんで、「こんなことしたいんだけど」「プロトタイプを作ったからこれをちゃんと作りたいんだけど」みたいな話を仲間の元へすぐ歩いて行って持ち込んで、仕事がスタートするって感じですね。
DX事業部は受託開発で、内製での制作がほとんどなので、連携がとりやすいんです。
大島
他のSIerさんとかだと、個より群を象徴するっていうか、みんな同じ教育をして、文系でも誰でもとりあえず採ってというイメージですけど、お話を聞いてますと、それとは反対の方向性なんですかね?
黒河さん
そうですね。それとは反対の方向ですね。どちらかっていうと違う分野が得意で、優秀な人たちがいっぱい集まるから一人では出来ない複合的なすごいことができますよねっていう考えがベースにある会社です。
教育で体制ってものを作らなきゃいけない面もありますけど、体制ばかり作っていてもイノベーションというものは生まれないので、いわゆる一つの輝きを持っている人を一人でも多く採用して、進んでいく会社です。
エンジニアという仕事は一人では出来ない複合的なすごいことを生み出す性質がとても強いです。例えばデザイン思考という考え方が、エンジニアリングの方に適用されてくると、いわゆるwebサービスとかになりますし、事務の事を全く知らないエンジニアが、事務の人が一生懸命に手で計算しているのを見た時に、エンジニアは「そんなの自動化できるよ」って思う場面があることによって、事務の自動化システムが生まれるとか。
互いに知らない知見を持ついろんな人がくっつくことで、今までにはない違った発想で何かが出来ると思っています。
だから今、RPAとかもすごい言われてますからね。
技術の進化、イノベーションってこういうものの繰り返しなので、より多くのなんらかの得意分野を持っている人が輝けるような環境を整えています。
大島
他には、他社のSIer等の受注系BtoBの企業と比較して、御社だからこその特徴はありますか?
黒河さん
わからないことを聞いた時にベストな解決策を答えてくれるエンジニアがいる可能性は高いかなと思います。つまり技術力ってことですね。
大島
ほうほう、それはなぜですか?
黒河さん
DX事業部の行っているマーケティングやブランディング、クリエイティブな領域に関する事業って、課題内容自体はそんなに難しいものではなく、解決するためのものを作ることが難しいケースが多いんですね。そのため、エンジニアは課題に対していかに技術力で解決できるかという部分に尽きるんです。
例えば、マーケティングに関するシステムの注文が多いんですが、マーケティングのシステムって「来店した人を測定するシステム」とかなんです。単純に目の前に通った人をどうやって計測するのかっていう技術的な問題を解決する仕事になるので、技術面に集中したインプット・アウトプットができます。余計な部分に触れることが少ないので、結果的により技術力が伸びて、スキルレベルの高いエンジニア集団になっています。
後は最近のご時世だと、結構個人情報とか騒がれているので、セキュリティ要件が非常に厳しいお客さんに向けて、個人情報の取り扱い方をどうシステムに落としていくのかという、技術的な問題を扱う場合もあります。
大島
エンジニアに関してはビジネス領域に対する依存度が薄い、geekな技術が得られるということですね。だから、技術力も上がっていきやすいと。
黒河さん
そうですね

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