長期インターンを経験したからこそ分かってきた!
幅広い「エンジニア」職の中でもやりたい仕事

今回は株式会社meleapで長期インターンとして働いた金丸さんへのインタビュー後編です!技術力はもちろん向上した金丸さんですが、それ以上にイベント参加前と現在の、仕事への考え方の違いに注目です!!

大島
では、後半もよろしくお願いします!
早速、長期インターン生の仕事内容を教えてください!
金丸君
meleapのメイン事業であるHADOで、こういう技術加わったらおもしろいよねっていう案が何個か社内であるんです。それを実現出来るのかどうかを知るために、リサーチ、つまり研究をし、試しに開発を行う、検証するというのが仕事内容です。例えば今まではセンサーを用いて、「振る」動作全てを、ゲーム上では「投げる」という動作として認識していたところを、手のモーションを察知して「投げる」、「投げない」をより厳密に定義、認識し、これをゲームに反映するとかですね。
大島
ほうほう!面白そうですね!金丸さんの研究開発はそれのみだったんですか?
金丸君
いえ、他にもありました。例えば現状のHADOだと、その手の開き方を認識する時に、グーか、パーの二種類しか認識できない。そこで、例えば今まで三本指出してても、グーと認識してたのが、指一本一本を認識させ、三本出してると認識できるようにして、その指の本数に応じて既存には無い技を出せるように出来るか検証するという仕事内容もありましたね。
大島
言語は何を使いました?
金丸君
unityとC#ですね。
大島
unityって、学校では必修で学ばない言語だと思うんですが、最初扱う時抵抗はありました?
金丸君
自分は元々pythonを中心に勉強していた人間だったので、抵抗が無くはなかったです。
ただ、コード読んだ時に、最低限の情報はわかりますよね。例えば==とか、forはどの言語でも同じなので、どんなことが書いてるのか予測できるところは多いと思います。
特に研究開発って、コードをゼロベースから書くわけではないんですよ。既存のコードを引用して、何かを実現するという作業になります。授業で、チュートリアルを与えられて、それを使って何かを実現させるみたいなことやったじゃないですか?それに近いイメージです。だからわりと苦労は少なかったです。
大島
半分学校の課題というイメージでしょうか?より具体的に説明していただいてもいいですかね?
金丸君
はい。僕のさらに他の仕事内容を例にとって説明しますね。ゲーム内で、ボールを投げるという場面があるとするじゃないですか。そして、そのゲーム世界の開発前の状態では、机に対して跳ね返らず、すり抜けてしまうとします。そこで、ステレオカメラで机を感知して、ゲーム内でも机に対してボールを投げたら跳ね返るようにしたいので実現可能か調べる仕事がありました。
これを実現するための調査を行うと、実現し得るサンプルコードが載った論文や参考サイトがあるんです。そして、机等の物体があるという情報を取り込んで、それに対して跳ね返るようにunity上で設定すればよいということが、その設定方法を含めわかります。Unityでこうコード組めば実現できますって情報が載ってるんです。ただ、もちろんこのコードをそのまま使ってもHADOに反映されないのは当たり前なので、しっかりそのサンプルコードを解析して、HADO向けにアレンジすることが必要です。結果が出た時点で社員の方に発表します。
大島
よくわかりました!ありがとうございます。わからない所がある時はどうしてるんですか?
金丸君
上司である太田さんに聞いてます。とても丁寧にご指導してくださいます。
大島
良い環境ですね!やはりいわゆるバイトとは少し違った印象を受けますね。
金丸君
の完全主観的イメージなのですが、バイトはコミュニティ内の人と一緒に働いて楽しいという気持ちが強いです。一方長期インターンは自分で何かを作ったっていう達成感が強いですね。
大島
逆に不安とか、プレッシャーは無かったんですか?
金丸君
始めるにあたっての不安はmeleapさんが取り除いてくださったので無かったですね。わからないとこは遠慮なく聞ける環境でしたし。もちろん企業で働いてるわけですが、悪い意味でのプレッシャーは全く感じなかったです。
大島
勤務時間はどのぐらいでした?
金丸君
朝から夕方まで出来る日は8時間、昼からの日は5時間ぐらいですね。一回だけ、太田さんがいらっしゃらなくても良い業務があったので、その時は土曜に自宅で仕事して、slackで報告して、給料を認めていただける時がありましたね。
大島
ありがとうございます。ここまで細かい質問をしてきましたが、総じて、長期インターン全体への感想を教えてください!
金丸君
研究開発っていう仕事がどんな感じか見れたのはすごく大きいです!!将来の仕事として、IT分野に進みたいとは言っていましたが、その中でも本来職種が細分化されるわけで。SEとかプログラマとか。その中の一個を深く知れたのは本当によかったです。就活活動の際に自分がどういう職種に進みたいのかを考える良いヒントを得られました。
しかもそういう話を太田さんとしたんですよ。仕事の話だけでなく、本当にいろんな話をすごい聞いてくれました。この研究開発の長期インターンがひと段落して、じゃあこの先も続けるかどうかという話になった時に、正直、研究開発以外の仕事もしてみたいと思っていたので、そのことを正直に言ったんです。そしたら、「あ、いいじゃんいいじゃん」みたいな。目標達成できてれば、抜けるのも自由だし、戻ってくるのも自由だしみたいな。もっと働けよみたいな圧も全くなかったです。太田さんも理系出身だからということもあってか、理系学生のことをすごい理解してくれてる。今研究で大変だよねとか。人生とか、現状をめっちゃ考えてくれました。
大島
今後はどうしていきたいですか?
金丸君
コードをガッツリ書くような経験がまだ無いので、そのようなことが経験出来る長期インターンをしてみたいとは思っています。あと、機械学習を研究で使おうと思ってて、インターンの中でも機械学習を扱えるような企業で働いて、双方に相乗効果が出ればなと。元々はpythonを力入れて勉強してたということもありますし。
大島
長期インターンをする前とした後の意識の変化はあります?
金丸君
そうですね、「長期インターンをしてみたい」から「こういう長期インターンをしてみたい」に意識が変わったところですかね。
大島
小さい変化のように見えますが、実はかなりの意識変化ですよね!是非今後も応援させてください!ありがとうございました。

以上、金丸さんへのインタビューでした!
今後金丸さんがどのように社会と関わっていくのか、とても楽しみですし、応援したい!
ENTRANCEは社会に関わってみたい、そんな学生を熱く応援致します!!
また、金丸君のように長期インターンに興味がある方は、今回ご紹介させていただいたイベントについての記事も是非ご覧いただければと思います!!詳しくはコチラから!!

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